年末ということで今年よく聴いたJ-POPを御紹介!今年も色々聴けました!!
月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。) - ハッテン×JOY
今年遂にその輝かしい音楽活動に幕を下ろしたきらり嬢のラストシングル「はぴ☆はぴ サンデー!」のカップリング。この曲、ボクは最初変拍子と勘違いしてたんですが、それ程ボーカルが前のめりにのっかてるんですよ。いやーきらり嬢のボーカル力(ぢから)はやっぱり凄い、凄かった。身近の組み合わせの妙を歌った歌詞はさながらきらり版「みんなのうた」。DJなんかしてる人には刺さるんです。
松浦亜弥 - レスキュー!レスキュー!
近年の松浦亜弥作品は駄作だらけでしたが、これはなかなかの出来。柔らかい四つ打ちに松浦亜弥の上品なボーカルがよく合う!やっぱこの人バツグンに歌上手いや。ただ、柔らかい曲調に加えてサビが「Oh!レスキューレスキュー どうすれば Everyday Everytime 輝けるの?」って・・・。落ち目のアイドルが自分自身のキャリアに捧げるレクイエムに聴こえて、どうにもやりきれないっす。
雪野のえる starring 北原沙弥香 - 負けん気!強気!元気!前向き!
「きらレボプロジェクト」にMilkywayの“かわいくない方”として約一年働いたご褒美で、唯一のソロ曲。そこら辺に転がってたような雑なトラックと歌詞に二秒で考えたような振り付けも加わって環境としては最悪にも拘らず、ボーカルの「精一杯さ」だけで全部ひっくり返しちゃった名曲。サビは韻も固いのでヒップホップリスナーにも十分アピール出来る筈。ちなみに今年ボクに本当のアイドルの楽しみ方を教えてくれたのは他でもないこの雪野のえる嬢!来年もお世話になります!!
真野恵里菜 - はじめての経験
世間ではポスト松浦ともてはやされているらしいマノエリさんですが、個人的にはあまり楽曲に魅力を感じることはできませんでした。が、これだけは別格。この処女感!もしくは童貞の思い描く女性観感!!現実の何処にも存在しないこーゆー「感じ」はこーゆーJ-POPを聴くしか味わえないんですよね。ライブでの適当な振り付けも見物。流石名曲「愛は勝つ」のKANさんプロデュースですね。
ravex - 悪い子みつけた feat. 安藤裕子
安藤裕子つーのは普通に魅力的な声してますます。こーゆーBPM110くらいのカッケエJ-POPって以外に少ないのよね。今年はこれとPerfumeの「マカロニ」をよく混ぜて喜んでました。余談ですが、煽りに煽られたravexのアルバムはこれともう一曲を除いて全然良くなかったデスネ。特にオズマの曲は大沢伸一、Taku、FPMのデブの三人のプロップスを失わせるには十分な程の出来だったよ。あー悪い意味でエイベックスクオリティ。
°C-ute - One's LIFE
これは最初聴いたとき本当にタマげた。メンバーの中の二人がまさかの字余りラップをキックしてるんだけど、それはラップというよりむしろラップ調のポエトリーディング!リリックも「恋愛も勉学も苦手なんだろう けど 生きるのって誰だって 初めてなんだろう」や「良んだろうか 損だろうか 普通の人生って 何が基準なんだろうか」等、ニヤニヤが止まりません。自分だけの名曲と思い込んで密かにウヒャウヒャしてたので、大々的に宇多丸に紹介された時はなんか悔しかったなあ。いやはや、アイドルラップにはまだまだ可能性が有る!
mihimaru GT - Switch
月島きらりに対する喪失感とPerfumeに対する失望感の最中に出会ったmihimaruGT。
この人たち、チープさが目立つ「元気女性ボーカルJ-POP」の中でもなかなかちゃんとしたトラックを作っているのではないでしょうか。ただ今年は、これ以外あまりパっとしなかったなあ。J-POPやる人達は頭の悪さを前面に出した曲以外作っちゃダメだよ!あと言い忘れてました、毎度のことですがラップもカッコイイです!
中川翔子 - シャーベット色の時間
これは確か2009年1月1日初めて聴いた曲。中川翔子ってその機械的とも言える「ちゃんとした」ボーカル故に聴かず嫌いだったのですが、去年「綺麗ア・ラ・モード」で見事にやられて以来、ちょこちょこ追いかけてます。中川翔子にはアニソンロックみたいなのより、こういう四つ打ちポップスを歌っていって欲しい。あと、タイトルも素晴らしいネ。ただ、トラックもボーカルもやっぱり「ちゃんと」し過ぎているので、「良い曲」以上ではなかったなー。
ももいろクローバー - ももいろパンチ(tofubeats remix)
で、こっちが「良い曲」以上の曲。今やポストAKB48との呼び名も高い週末ヒロイン達の1stシングルを新進気鋭のトラックメイカーtofubeatsがリミックス!ボーカルの粗さが前面に出ていて、アイドルソングの魅力が非常に分かりやすい形で表現されてます。いやーJ-POP追いかけてて良かった!ちなみに最近加入した新メンバーの一番顔が残念な娘の名前はアリヤスさん!!
ravex - Golden LUV feat. MAKI GOTO
後藤真希バッカゲン!今年、特に3月はこれしか聴いてませんでした。
こーゆーあまり洗練されていないクラブ系J-POPは結構ストライクです。
なんつーかトラックが派手!バブル!!もともとハロプロみたいな生温い温室よりもエイベックスみたいな下品で卑しいゲットーの方が彼女の体質には合ってたみたいで何より何より。もちろん、今もバリバリ売女スタイルで活動中!
今年に出たもの以外ではメジャーでやるべきことを見事にやってのけた「いきものがかり - 気まぐれロマンティック」や、倒錯した性を感じさせるPVも含めて最高な「星井七瀬 - パーマパビリオン」、説明不要のスペースファンク「大橋のぞみ - ケータイが欲しい」あたりが素晴らしかったです。
来年もいい音楽がいっぱい聴けたらいいですね☆
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